昨日と今日のスリルとサスペンス

■昨日(24日)
昨日の24日は、大変楽しかった。のんびるのミーティングも楽しかったのだが、終わってから、今回リポーター仲間の二人の方が卒業でその送別会があったのだが、この時はじめてリポーター全員がそろい、ほんとにほんとにほんとに楽しかった。この時の様子が、のんびるブログの方で誰かが写真とともにUPすると思うので、ぜひ観て下さいね。


ところで、そんなに楽しい会でスリルとサスペンスって何? ですが、帰りの電車の線を間違えたのです。
遅い時間になり、犬たちや猫たちの食事が気になって焦ったあげく、宇都宮線に乗るべきところを高崎線に乗ってしまった。大宮で気づけば乗り換えて事なきを得るのに、先の方まで行ってしまった。
結局帰ったのはさんざんな時間になってしまった。これをスリルとサスペンスといわずしてなんと言うか。・・・ということです。


■今日(25日)
今日は正真正銘スリルとサスペンス。取材に八郷まで行ったのだが、行きは筑波山を上り下りるルートを通った。くねくね曲がる山道を走っている最中に電話。なんとか止めてとったら、これから会う人から、大分時間が遅れる、との連絡。・・・これがスリルとサスペンスの序章。


帰りである。予定が遅くなった分帰る時間が遅くなった、ということである。それで、取材した人が、筑波山の山道を帰るのはきついので、別の平坦な道を教えて下さった。・・・つくづく頭の悪い私。あるところまで来て、直進すると土浦、右に行けばつくば、という表示を見て、「つくばの方がいいじゃん」と思ったのである。教えてくれた人が、「土浦の方に進んで下さい、つくば方面はだめですよ」と念を押されていたことなどとんでしまっている。


この道が、魔の山道だったんですね。道は狭い。外灯はついてない。柵もついてない箇所が多い。・・・こんな道で真っ暗闇に入ったわけです。上れども上れども下るところまで行き着かない。行きかう車一台来ない。もっとも来られたらお手上げって道でしたからよかったんですけどね。
そんなさなか、私は前方に一匹の子猫が道端に蹲っているのを、ライトの中で見るのである。ほっとけないでしょ。こんな山の中にゃ、ミルクも缶詰もきやしません。そこで車をとめ、降りていきました。夢中ですからこの段階ではただ子猫のことしか頭にありません。
「逃げちゃだめだよ、助けるんだからね」とやさしくやさしく声をかけながら、近寄り両手で掬い上げました。・・・ビニール袋だった。・・・とほっとしたとたん、深い山の闇に気づいた。・・・この瞬間、車のライトがあるのに、ふいに方向感覚を失う感じに入るんですね。いやぁ、怖かったっす。


そうしてまた車で進むわけですが、やっと山を下る位置にきて、木立の間から眼下にまちの灯りが広がっているのを見た時は本当にほっとしました。・・・・・でもここからがまた遠くて、下りれど下りれどまちは近くならないのですよ。まったくトホホホ状態でした。


でもこうやってこんな記事を書いているのですから無事に帰りついたということです。
昨日の会議、今日の取材で病院に行けなかったので、電話で夫の様子を聞いたら、「身体の方はかわりないんですが、この二日間殆ど食べてないんですよ〜」。まったく。