ヤバイ日・・・スプーンにされた体温計

ふと気づくと、夫が体温計でコップのミルクをかき回していた。スプーンだと思ったのだろうか。
それだけのことだが、ひどく気が塞いだ。なにひとつウッカリが許されない。夫の周りに常に気を配って、なにも不穏なことをおこされないようにしておかなくてはならない。

作って出した料理にコップの水をかけてスプーンでぐちゃぐちゃにされる。美味しいお茶の入った茶筒に水を入れられる。スープやシチューにティシューペーパーを山ほど入れられる。・・・これらは全て、こうならない気遣いを常にしているか、何事かが起こっても笑って気にしないなら、どうということはないのだろうが、私はそのどちらも備えた度量の大きい人間ではない。誰かに、「こんなことしちゃって・・・」とプチグチって気を晴らすというチャンスもない。これは永遠にない! ない! ない!


ウーム。なんか今日はヤバ日ですね。
こんな日は、夫をテレビと猫にまかせて・・・眠るとするか。とにかく眠い。身体がしんどい。心もしんどい。特に首筋の後ろから肩にかけて何かにとりつかれていそうな重さ。