タァとタロウの大喧嘩

右足の中指の爪がはがれる怪我をした。私がです。そしてストレス性の湿疹にもみまわれて、もうそれだけでめちゃくちゃネガティブになっています。(他にも重い理由があるんだけれど)


そんでも犬たちの散歩は行ってやらねばと頑張ったのだが、最後になる6回目に、ミルとタァとエムの三匹を連れて行こうと、そちらに進んでいると、ガオガオガオガオととっくみあいをしている声が!
見ると、どちらも茶色の犬がかみつきあっている。
「いつも仲良しで喧嘩をしたことのないタァとエムが珍しく大喧嘩!」とあわてて柵の戸によると、あれ? 茶色のエムが白いミルと戸口に来たではないか。ということは、もう一匹、茶色の犬がいるということだ?!
「なに? なに? だれ? だれ?」とよくよく見ると、タロウである。
昨年の冬に、首輪が首にくいこんでいる状態でいるのを見て、4月にやっと助け出せたオス犬である。このタロウは、タァたちの庭と隣接している猫たちの庭+サンルームを居にして、表側の庭にも自由に行ける身分である。


それが、猫の庭のとタァたちの庭をくぎっているネットを噛み破って、タァたちの庭に入り込み、大喧嘩となったらしい。多分、タァたちが散歩に行くのを大喜びして騒がしくしながら待っているのが悔しかったに違いない。タロウは、ロープをつけると怒りまくっていやがるので散歩に行ってない。自分がそう望んでいるのに、タァたちがはしゃぎまわって行くのが悔しいのだろう。
タァはタァで、タロウがサンルームに入って、庭の自分たちを見下してほえてくれるのがこれまた悔しい。だから敵対はしていたのだ。
ついに、タロウがネットを破り勝負となったのだろう。

まったく、こっちはいい迷惑だ。ご近所に気兼ねはするし、はがれた爪と湿疹にひびくし、夫は危ない足取りで出てくるし、時間がおおはばにかかってしまった。


あぁあああ、何かいいことないかなぁ〜、この欝気分、晴らしたいよ。