最近の日常

夫は食事中にむせることが多くなって、食事の量が必要な分摂取できているかそれが気になるこの頃である。
そこで最近の私の日課は、まず朝起きると、土鍋にお米を入れてコトコトとお粥作りから始まる。お粥が出来る間に、お風呂の支度、うちの猫や犬と森の猫のご飯やり。


お粥が出来上がる頃に、味噌汁を作り、前の晩にこしらえておいた野菜の煮物を温め、そこに卵を入れて半熟煮にし、そして煮物の野菜を皿に取りフォークで丹念に潰す。


そうこうして後、夫を起こして入浴の介助である。夫は起きる時グズグズと時間をとるので、この間に、水を吸飲みで飲ませ、バナナを一本食べてもらい、薬の服用を済ませる。こうしておかないと、一日三回の薬が二回しか飲めなくなるのだ。とにかく起床に時間がかかるのである。


やっとこさ起こして入浴をさせ、おかゆと味噌汁と潰した煮物と卵で食事をするのだが、完食した時には2時になっている。その後、リバビリをかねた散歩やスーパーへの買い物にも行く。


3時か4時ごろから夕食の調理。昨夕でいえば野菜コロッケ。これも揚げた後、食べる時には潰してしまう。コロッケは潰しても、サクサク感もあって夫は美味しく感じるようでよく食べてくれる。
シチューも好きだが、これもみんな潰すので、見たところ不味くなったんじゃないか、という気がしてしまうがそんなことにかまっていたら食べるものがないので考えない。とにかく、食べられりゃいいのヨ、である。


夕食作りの合間に、うちの猫と犬と森の猫と、Nさんにちの二匹のワンちゃんの食事の配布。
なんとも毎日毎日こうしてあたふたと過ぎていく。
私は夜はあまり寝ない。寝ていると、上述の日課だけで終わってしまう。仕事のつもりの原稿書きや、友達とおしゃべりをするつもりのブログ書きが必要なのだ。寝るより貴重だ。・・・この作業は、日中もちょこちょこやってはいるけれども。


こうした雑事の多い日常そのものは苦とは思わない。・・・でも苦があるのですね。この苦が解決したら矢でも鉄砲でももってこい、のノーテンキな暮らしになるだろうと。・・・ハァ〜、やっぱり疲れてはいるなぁ、毎度の口癖トホホホが出てしまう。