昨年の別れ

■コリンばあさまとチカコおばあちゃん

17歳で逝ったコリンばあさま


いくつになっても愛らしかったチカコ


■いつまでも待っているよ

夫がまだ自力で自転車に乗っていた頃、橋げたにつながれて放置されていたブチを見つけ、一緒に救い出した。夫は自分が助けた、という意識があって、ブチの散歩は現在のように認知症が重くなり、歩行がおぼつかなくなるまでやっていた。それで時々、無意識に散歩に行こうとするように、ブチのいる柵の戸を開けてしまう。
2007年の7月、そうやってブチを出してしまった。・・・だがいつもはまもなく自分で帰って柵に入るか、私が探しに行くと決まって森の横あたりで待っていた。

あの猛暑の中、ブチはどこに行ってしまったのだろう。毎日毎日朝夕探して歩いた。だが今もようとして見つからない。


■ホアちゃん、幸せに!

四匹のきょうだいと捨てられていたのを見つけた時、ホアも他のきょうだいもやっと目が開いたばかりで、顔中目やにでグチャグチャだった。大きくなるごとにホアの体毛は長くホアホアになっていった。
ホームページに載せていたホアを見て、友人のともだちが里親になりたいと申し出て下さった。
今では、青山の立派なマンションに住むセレブ猫になっている。