きっかけは・・・

とんでもない失敗をした。
今、車を町内の自動車修理工場に車検に出し、代車を借りている。車検が終わったという連絡をいただくと、引き取りに行く時に借りていた車にガソリンを入れてお返しする。
今回、代車を出して下さった時、「ガソリンがあまり入ってないんですが」と聞いていたのだが、そのことはすぐに忘れていつもの通りにお返しする時にガソリンを入れるつもりでいた。
それにしても、車に乗る時にガソリンがどのくらいあるかメーターを見ればわかるわけなのに、まった無頓着でいた。

そして昨日の夕方、車を出そうとしたのだが、エンジンがすぐに止まる。
「ありゃ!」・・・・・ガソリンがなくなっていたのだ。どんなにかけ直してもかかるわけがない。

私の軽いところはこういう時に顕われる。急に、「これからは出来るだけ原始的な暮らしをしよう。・・・うん、それがいい!」と決めたのである。
早速この日、四キロ先の目的地まで早足で歩いていった。なんともすがすがしく気持ちがよいのである。用事が終わって帰宅して時間を見ると2時間である。多少疲労を感じたが満足感でいっぱいである。歩くのは犬の散歩で日常になっているが、あれは犬たちと綱引き状態であるくから、歩くことを楽しむ余裕はないのだが、自分ひとりでタッタカタッタカ歩くのはなかなか愉快である。


というわけで、ガソリンをきらしたことがきっかけで、便利生活から自然生活にかわろうとしている。6キロぐらいまでは車は出さないつもりだ。そして暖房機も猫たち用は別にして、自分のためには使わない。もともとエアコンに頼らない暮らしになっている。昨年の猛暑だって窓を開けっ放しにして扇風機を使っただけだ。

福島原発事故に対しての行動という意識もほんんの少しある。電力をできるだけ使わなくしていく意味は大きいかなと。