地震の報告と、被害に合われた方にお見舞い申しあげます

かって経験したことのない地震でした。食器棚の開き戸が開いて中のものが落ち、割れ、また本が束になっておちてきました。それらに増して、犬たちや猫たちの怯えようは大変なものがありました。
私は怪我もなく、揺れがおさまってから外に出ると、赤ちゃんのいらっしゃるお宅や高齢の方のお宅を見まわって声をかける余裕もありました。

ただ電気が停電し、夜の9時近くまで復旧しなかったことと、電話が通じないこと、ラジオの電池が切れていて情報がわからなかったことに困惑しました。
夕方になり電気が通じませんので、暖がとれず、ご近所の皆さんは車に避難して寒さをしのいでおられたのですが、役場からこの数時間の間、一切の指示もなく、電話をしても頼りない対応の返事で非常に落胆しました。ついに8時前に一人で役場に押しかけたのですが、かなりの数の職員がいるのに関わらず、みんなで輪になって談笑をされている風に見え、失意すら覚えました。


私は役場に行く時、大まわりをして町の様子を見たのですが、まだ電気がついていない地区はかなりあり、お年寄りやこどもさんのいる家では心細いだろうなぁと思いましたが、役場の人たちの意識はどんなだったのか。
応対に出てこられた男性の職員は、「家の崩壊等調べてまわった」と言われましたが、かってない地震の後の長時間にわたる停電が暮らしにどんな意味を持つかは想像もされていない感じがしました。町の非常事態である意識もなく、停電の復旧の様子がどんなようになっているかの把握もしていず、いったい役場の職員の立場をどのように考えているのか。


9時にやっと電気が入り、テレビをつけたのですが、思った通り大きな被害が出ている想像以上の地震だったようですね。仙台に住んでいたことがあり、二人の知人に何度も電話をしているのですが通じません。本当に心配です。