菅首相の選択に思う

民主党の内紛があほらしくてならなかったが、ここに至っては菅首相の小沢さんとの選挙を選択されたことはよかったと思う。
鳩山氏は自分の「仲介」を菅氏は無にしたと怒っておられるそうだが、あんな程度の低い仲介に頼って挙党体制という名の馴れ合い人事をやってしまったら、菅首相自身も言っておられる通り、自分でいられるはずがない。また国民の誰からも信用されなくなるだろう。

それにしても、鳩山氏の独善と、自分のそれに気づかぬ殿様ぶりには驚いた。もっとも凡人は誰でも自分のことはその時には見えないものだが。

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今日(1日)のTBSの荒川キョウケイさんのラジオを聴いていたら、菅氏と小沢氏の共同記者会見の感想を求められたコメンテーターが、「面白くなかった」と頭から全てを否定する話をされるので、この人は国の将来を呪いたいのかしらん?とまで思ってしまった。


本当に頭からバカにして否定するだけになるほどつまらない内容の話だっただろうか?
私は子供手当については基本的に反対なので小沢さんの内容には感銘を受けなかったのだが、菅氏は逃げずごまかさずという姿勢をもって話をされていると感じ、人々のために頑張ってほしいなという受け取りをした。
私はノーテンキなKYな人間なので、自分の感受が是なのだ、という上で言うわけではないが、マスコミが何もかも否定してつぶしていこうという姿勢でいるばかりに見えることがあることに、うんざりしている、というのが正直な気持ちだ。

ここまで世の中が経済だけではなくなにもかも停滞して見える時こそ、叩き潰すのではなく、別の掬いあげも必要ではないかと思えてならないのだ。