上から目線ということ

起床してテレビの電源をいれたら、テレ朝が鳩山首相の辞任を語っていた。
私が日頃、「ジャーナリストとして上の方の人」と上から目線で思っている上杉隆さんが出演されていたのでそのまま観た。
ちょうど、昨日の首相の辞任演説のなかの言葉、「国民に聞く耳がなくなった」を、「上から目線の言葉でむかついた」ということをワイワイガヤガヤと超上から目線で我先にとばかりに言い合っていた。そうか、この人たちは首相がそうとれる言葉を使ったら許さないが、自分たちは誰よりも上から目線で何を言ってもゆるされるのかぁとわけのわからない感服を覚えた。

ただ、日頃、「ジャーナリストとして上の方の人」と上から目線で思っている上杉隆さんが凡庸な意見でしかないと感じたのには困った。

いずれにしても気分が悪くなった。自分も自分に矢がむいてないところで、こうしてしゃあしゃあといい気分そうに苦悩のさいちゅうの人を魚にしていたことがあったに違いない、と思ったからだ。

でも国のトップですからね、何を言ってもこうであるのは、人間社会の中では当然といえば当然なのでしょう。
特に、沖縄の人たちが無責任だと怒り心頭になられるのはまっとうですよね。・・・と上から目線で言ってすみません。しばらく言を慎みます。