NTT東日本ー茨城の欺瞞と傲慢
ウインドウズ７のパソコンが、ISDN INSFT80bt ワイヤレス アダプタに対応できなくて接続ができない経緯はこのブログで何度か書いたが、とにかく何人かのＮＴＴ通信機器のサポーターと話し、116番でも確認の説明を訊くなど、とにかく大変な時間と労力の果てに、「設定ができる資料とＣＤＲＯＭを送ります」と連絡があり、どれほどほっとしたかわからない。
それで『いつでも設定ができ７が使えるようになる』と安心していた。すぐに設定をしなかったのは、疲労が激しくてもし設定に長時間かかるようだったら途中でダウンしてしまうかもしれない、と思ったからだ。夫の死でダメージを受けていたのだ。
でも四月に入った今日、原稿のこともあるし、なんとしても７を使えるようにしようと決心した。
そして、送ってもらっていた封筒を出し、設定をはじめることにした。
作業に入る前に資料を読んでいて、ＮＴＴの専門家に確認しておきたいことが一点あった。
そこで封筒に記入されていた電話番号の部署に電話をかけた。
出てこられた女性に、経緯を話し、質問をしたのだが、延々と聞いていた後に、「自分は知識がないので担当に変わりますので折り返し電話をします」という。いやな予感がした。用件をはなしはじめた最初に、そういってくれるべきではないか。ハイ、ハイと応答されるからわかるのだと思い丁寧に話をしたのだ。今度かわる担当者にも同じことを話さなければならないではないか。
これまでの数度の不毛なやりとりを思い出して、この時点で私はひどく気分（機嫌）が悪くなってきた。
「長く待つのでしょうか。出かける用事があるのですが」
「いえ、すぐにお電話します」
「それならお待ちしています」
ま、仕方がない、としばらく待っていた。これがなかなかかかってこない。
不快な気分はもう抑えようもなくなっていた。
やっとかかってきた専門家は男性だった。
この人の言葉づかいが慇懃な上に、ナント、ナント、この場におよんで、「ヴィスタのナントかが必要なので、もう一台パソコンがありますか」と！！！
そう、つまり、振り出しに戻ったのである。
このヴィスタにかえねばならない、それには別のパソコンが必要でナンタラカンタラというのがさっぱりわからず、いかにもめんどうで、なんとかシンプルに接続ができるようにならないか、遠くの町の家電店で、一度はＮＥＣのアダプタまで言われるままに買ったのだ。
結局、ＮＴＴの116に、「７に対応しているアダプタがあるならそれを買ってもいいから、接続ができるよういしたい」と頼み込みこの時点ではワイヤレスにはできないが７に対応するＩＳＤＮのアダプタは二種あるとわかった。が、女性の職員から電話があって、「現在遣っていらっしゃるアダプタが使えるように、ＣＤＲＯＭと方法を書いた資料を送ります」と言われたのである。
それが、今日結局、振り出しに戻り、最初に要求された言葉をまたいわれるはめになったのだ。一歩も前進していない。同封のＣＤＲＯＭと資料で設定は簡単です、と言ったのはなんだったのだ！！！？？？ あのしんどかった何人もの説明の数々を聞いた時間と労力はなんだったのか！
専門家なる男性は、「ＩＮＳメイトＦＴ８０ｂｔでウインドウス７を繋ぐのははじめてなんですよ、どうしたらいいかなぁ」というではないか。そしてなお、「そのアダプタはもうとっくに作っていないんですよ」という。ひかりもＡＤＳＬも使えない地区に住んでいるこちらこそ、「どうすりゃいいんだ」だ。ＮＴＴの事情など知ったことか。むしろ、○○年で製作を打ち切り、○○年からの機種には対応ができなくなると言っておいてほしいもんだ。それが企業の正道でしょう。
さんざんこちらの貴重な時間と体力を浪費させておいて、いまさら何をいうか。だから、新しい別の手をかけずにつなげるアダプタを買うから、といったではないか！ それでもなお、「大丈夫です、今のままでつかえる資料とＣＤＲＯＭを送りますから」といったのはそちらではないか！
情けなくてしんどくて泣きそうになり、癇癪をおこして「もういい！！！」と切ってしまった。116にも、あなたがたはおしなべて勉強が足りずいいかげんだ、利用者をバカにした詐欺商法と同じではないか、という意味のことをいった。まだいい足りないくらいだ。
実際、ＮＴＴの欺瞞といったら！ だいたい、これが小さな会社の顛末だったら、ほんとに世間から詐欺だと騒がれるだろう。
腹立ち紛れに関西にいる親類の弁護士に「詐欺だ！」といきまいたら、「気持ちはわかるけど、そのくらいじゃ、どうにもならん」と笑われた。
ほんとは、それでもいいけどね。勝つのが目的ではない。騒ぎが出れば、同じ思いの人の声を引き出せる。傲慢企業に一分の理の噛み跡ぐらいはつけられる。トヨタだってそういうことからはじまったんじゃないの？ 購買者、利用者をバカにするもんじゃない！
