祈り

のんびるのMさんが病気のために二ヶ月間休まれる。
祈っている。



※実は私は今月中に、のんびるの仕事を辞めることを申し出るつもりでいた。だから今月予定している”新リポーター歓迎の春を祝う会”を、自分の送別会にもなるとひそかに思っていた。

夫の状態は悪くはないのだけど、のんびるの活動はどうしても取材があるから、病院に行けない日が月に何度か出てくる。それがちょっと辛いのである。私はとんでもない悪妻でしかも大とんでもないKYな人間なので気がきかず、必要なことをきちんきちんと出来ない。でも毎日病院に行くことはできる。それしか出来ない。「仕事があるから明日来れないけどごめんなさい」といった時、夫の表情に走る寂しげな陰が辛いのである。
だから辞めようと思ったのだった。そしてこの機に、創作に打ち込もうと決めた。町内の小さなニュースをPJニュースに送りたいとも思っていた。これらは、のんびるの活動をしているとなかなか出来ないのである。のんびるの記事はそう大げさなものではないのだから、能さえあれば全部取り組めると思うのだが、私には出来ない。だから辞めると決めたのだった。


そんな時のMさんの病気だった。『そうかぁ・・・じゃあ、Mさんが復帰されるまで頑張らねば』と思った。別に責任感などからではない。私が一人抜けたところで何の不具合はないのだ。私などいてもいなくてもいいぐらいの存在である。


ただ、元気なMさんの大阪弁をまた聞きたいのだ。それまで、同じ釜で待ちたいのだ。
Mさん、回復を祈りながら待ってます♪

この後、Nさんも手術をされるとわかった。
Nさんは何事にも誰にでも、優しい心遣いをされる方だ。彼女の親身さに随分励まされてきた。今度は励ます番なのに何も言えず出来ない。ひたすら祈るだけだ。