音楽家、小室哲哉の犯罪

5億円を騙し取った、現在は想像以上の困窮生活、という報道で思ったのだが、天才は、飛びぬけた才能と、飛びぬけた欠落面を備えている、というが、まさにそのまんま、という人なのではないだろうか。
小室哲哉さんの場合は、飛びぬけて経済観念がない、というか、もしかしたらお金に価値観を持っていなかった、その欠落が大変な困窮を招き、ついに犯罪に走らせた、と。
犯罪というのは被害者がおられるわけだから、その方たちの視点に立つと、こんな言い様は無神経だが、今回の転落で、この人がただの人になってしまわないことを願う。なにしろ桁が大きいから、全面解決はすぐにはできないだろうし、解決できなければ、どんな才能ももはや社会的に回復は難しいかもしれないが・・・天がこの人の才能を惜しんでやり直しのチャンスを与えられることを祈りたい。