レントゲン撮影結果

入院時の状態より悪化している。抗生剤が変えられた。・・・この二点を今朝確認した。夫自身は熱は七度台で落ち着いている。病院と先生を信頼して様子を見るつもりだ。肺がんについても言及を求めて、今後のことを聞いておかなくては。それは午後にあらためて。


右耳の聴力のない私は眠ってしまうと電話があっても聞き取れないことがあり、枕元に携帯をおいていたのだがそれでも気になってとうとう眠らずだった。でもそんなにしんどくはない。これから、回りのおうちの車の状態を見て、犬のたちの散歩に行ってやりたい。あるお宅の車があると散歩に行けないのでそうだったら一、二時間横になって、車がなくなってから犬たちの散歩に。


こんな犬の散歩ひとつにも神経を使い、それでも捨てに来る人たち、そしてその人たちに、あの人はそれしか能がないのだ、捨てていいのだ、と中傷され、こうした生活は何か自分の人生を台無しにしてきた、と虚しさと悲しみが深くてならない思いを持った時期が長かったが、今は、これは自分の果たすべきことだ、と何も気にならなくなった。(つい最近やっとそう思えるようになったのだが)


こうした暮らしの中でも、天や人の恩恵というものをいただく。
ふと本屋さんで目に留まった本を買って、その本から、一切の虚無を拭い取られることもある。
何らかの成り行きの中で、町の誰かとふれあい、そこから、多くの犬や猫を捨てに来られ、中傷誹謗の限りの上で苦しんだその思いが、さらさらと水に流されていく実感を覚えることもあった。
私がもらった恩恵は、こんなに深く大きいのだ、と、思う。


何が起ころうと、何に躓こうと、日々を大切に大切に生きていこうと。
夫が退院をして、それなりに平穏に、一緒に暮らしていけるようになることを心から祈っている。