大河ドラマ 江

江「義父の涙」

今回の大河は観るたびに戸惑いの気持ちが起きて悩ましいのであるが、本能的にこの世で一番大切なものは平和や愛であることがわかる不思議少女「江」の生涯を、少年少女冒険時代劇として描いているのだと解釈して観ると、中学生の頃観た笛吹童子や神州天馬峡…

江「本能寺の変」光秀の手

光秀が信長に抑圧を受け、敵意、恐怖、憎しみにつきあげられる時、右手が別の命のもののように烈しく小刻みに震えだす。そして信長を襲撃すると決めたとたん、震えが止まる。こんな悲しい光秀ははじめて観た。光秀役の市村正親の存在感、信長を演じる豊川悦…

大河ドラマ 江「本能寺へ」

一話目があまりに演出が退屈で観切れなかったのだが、今夜の「本能寺へ」はわかりやすくシンプルにという演出の意図が少しわかってきて最後まで興味がもてた。信長と光秀の対峙は舞台的に絞ってよかった。ただ信長が万民の為の戦とするに対して、光秀の行動…