森の伐採

昨日、犬の散歩に行ったら、森の道に入るところに、「森林の保全整備工事」と立て札が立って、一昨日まで変わらなかった森の笹薮や雑木の茂みが伐採されていた。

狸やウサギの住まいになっていて、ここを隠れ場にして生き抜いていた捨てられ猫や犬や鶏はどうなるだろうと胸がヒリヒリする。

でも私たちの住まいも、二十年前にこうやって森が伐採されて出来た。入居当時、柵を立てるのに来てもらった業者の人が、「この住宅地のあたりが一番狸がいたんだ」と言われていた。


夕べはとても寒く、「あの森の茂みをよりどころにしていた動物たちはどうしているだろう」と思えてならなかった。・・・数日もするとこう思ったことも忘れるのだろう。こうやって何もかも伐採して生きている。