亀田興毅の勝利に

亀田興毅内藤大助の試合の時間、私は「坂の上の雲」を観たので今朝になって試合の経過と結果を知った。そして勝利者の亀田選手が、ワイドショーに生出演されているのを観た。
亀田選手は、節度と品格をもってインタビューを受け、対戦相手への敬意も見せておられた。


それを観て、二年前を思い出した。当時亀田興毅はインタビューに対して獣の咆哮のような応え方だった。興毅だけではない、父親も弟も荒々しく迫力たるや人間離れをしていた。
そしてネットでは一家へのバッシングが激しく、父親がもっている資格を剥奪すべし、という言動まであった。
私は、『剥奪すべし』という決め付けに反発を感じ、その感じるままに思いを当時利用していたライブドアブログに書いた。
すると、炎上というらしいが何千だったか何万だったかアクセスがあって、コメントが何百だったか何千だったか洪水のように書き込まれた。殆どが、『ばばぁ、死ね死ね死ね死ね』とか『謝れ』とか『閉鎖しろ』とかいうものだった。
中には、どさくさにまぎれて、私に反感を持つ知ってるヤツだな、と思うものもあった。
見識が高く、私の考えの至らない点を、きちんと指摘してこられた意見もあって、それは目からウロコであった。
ともかくそのブログはしばらくの間落ち着かなかったが、私は死にもせず、謝りもせず、閉鎖もせず、ブログはそのまま続け、今もある。(最近運営している余力がなく休止したが)


そして、今回の試合に関しては、私は内藤大助選手に、今後の活躍を祈りたい気持ちである。(ガンバレ!)