2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ガラリアさんの「長崎旅行記(4)被爆者に、貴賎なし。」に打たれる

当ブログの2月25日の記事「猫のえさやりトラブル」で書いたが、近隣の女性とちょっとしたトラブルがあった。その後、その女性が住んでおられる地区の人の態度が明らかに変わり、それを受けて私は苦虫を噛み潰したような、やれやれという気分でいた。 そんな…

トリビアの泉=ドラ猫は何キロまでの魚をくわえて逃げられるか

サザエさんの歌、「お魚くわえたドラ猫 追っかけて〜」のドラ猫はどのくらいの重さの魚をくわえて逃げることができるかの実験をやっていた。我が家では購入できないくらい高そうな新鮮な魚を、ドラ猫たちのアジトの森の近くに置いて隠し撮りをしていた。 シ…

大学生といえば、平野佳美著「猫又ハイジは裁判員 人又オババは大学生」

平野さんは、勉強中毒あるいは依存症のようです。もともと学校の教師をされていた方ですから、充分勉学をしてきた方なのですが、現在早稲田の大学生をされているのです。『西鶴』を、猫又ハイジと著者の掛け合いで評論しているのですが、これが読者に西鶴を…

浅田真央選手のバンクーバー

インタビューで珍しく真央選手が泣いていた。胸が痛む。 でも、私たち観衆はみんなみんな、真央選手に感謝している。現実と思えない夢のような高度な試合。メルヘンのような美しいサスペンスとスリリング。こんな素晴らしい試合をほかの誰がみせてくれるだろ…

鈴木明子選手が、たった今、舞い終えた

素晴らしくて観ているうちにはや涙が滲んできた。 彼女が出られるたびに思うのだけど、宮崎アニメのヒロインを思い浮かべる。 感じやすく繊細で、でも芯のしっかりした真っ直ぐな愛らしい少女。そして闇のささやきに毅然としている義と愛の存在。・・・そん…

とりとめなく

■フィギュアスケート バンクーバーでの金曜日の決戦が気になって眠る気になれない。といってテレビの番組のフィギュアの特番を見る気にもなれない。どのコメンテーターの言うことも気に入らないのだ。時間を待つのみ。■猫のバンタ バンタは外に出る猫だ。外…

供養

夫の葬儀を地域でしなかったことが原因なのか、私たちが”ワケアリ”の事情をかかえた者のように言ってる人がいる、という話が耳に入った。噂ほどいいかげんなものはないので、気にしなければいいとも思うのだが、でもこうした発想の話が流布するのは、ここに…

猫のえさやりトラブル

トラブルというほどのことではないが、先ほどここ三年間ほど猫のごはんを配りに行っているほんのわずかの空き地,それも何の手入れもしていない荒地である、に行ったら、木立の陰からアラフォーと見える女性がのぞいている。私に用かとそちらに顔を向けるとそ…

相棒「怪しい隣人」

出演者全員が、「怪しい隣人」。右京さん(水谷豊)はその筆頭。 そしてそれぞれの「怪しい隣人」は、それぞれにオカシク、最初から最後まで笑わせてもらった。

キム・ヨナ & 浅田真央

キム・ヨナの演技、そしてインタビューに答える言葉から、彼女がもはや自我を確立した芸術家なのだと思い知らされ、息をのむ緊迫感をもった。観ているものが緊迫するというのはおかしな感じだが、本当にそうであった。凄い選手だ。 浅田真央からは、天使とい…

筑波大学

昨日、龍馬の故郷土佐に住む友人から電話。遠距離からいただいた電話で長話をしてしまった。 彼女は私の健康や精神状態を心配してくださっていて、懐深く私のウダウダを聴いてくださる。本当にありがたかった。 そのおかげで、自分のこれからを漠然と考えて…

ウッズ選手の謝罪会見と国母選手帰国に対するマスコミの声を聞いて

■ウッズ選手の謝罪会見 たった今つけたテレビで、ウッズ選手の記者会見を批判していた。何のための会見かわからない、と。そしてアメリカのマスコミ(世界の?)の多くは怒っているとも。会見に記者の人数の制限があったことや、質疑応答がなかったことで批…

龍馬伝 弥太郎の涙

弥太郎(香川照之)が下士であることで身に受ける不条理の数々が、これでもかこれでもかと描かれる。 今回は、水田の水を、庄屋が一人占めしてほかの田には水がいかないようにしてしまう。弥太郎の父(蟹江敬三)が談判に行くが、庄屋の用心棒のような男たち…

2002年、『IO 小さな声』に、前年のテロとそれに続く報復戦争について投稿したものを振り返る

テロと報復戦争のあの頃、懸命に思い、祈った、その書き込みです。「まれびと」さんのブログを読んでいるうちに、自然に自分があの頃、必死な思いで何通も投稿したのを思い出し、ここに転載をしておかねばという気持ちになった。(自分自身のために) 200…

ありがとう

そこがどのようなところか、場所はわからなかった。ただ決して明るい場所でなく、人間の手で作ったものはおろか木や草もない暗いところであったことは確かだった。でも怖いとか寂しいとか感じるところでもなかった。 私がそこにいると、夫があらわれた。とい…

苦痛

少なくとも、処世の範疇で己の苦痛を易々とあらわせば、色をかえた一層の苦痛が立ち顕れることを知っておかなくてはならない。そういう場合の良薬は沈黙である。沈黙もまた処世でしかないが。 余談だが、スポーツとスポーツ選手が好きなのは、勝ちも負けも衆…

国母選手の敗北

あえて敗北と書いた。でも、その敗北は、今回の競技でメダルがとれなかった、というだけの敗北だ。 オリンピックにおけるメダルは、それの獲得を目指してきた選手にとって価値の全てであろうと思うし、そういう意味で、今回の結果は残念だったと思うけれど、…

スピードスケート500メーター & フィギュア男子SP

競技が好きなのだ、国は関係ない、と基本的には思っているのだが、やはり自国の選手の活躍は嬉しい。スピードスケート500の加藤選手、長島選手のメダル、男子フィギュアSPでの三選手の好発進にワクワク。それにしても一人で観なくてはならなくなったことがあ…

キャッシュカード

16日、郵便局から手紙。『なんだろ?』と開くと、「キャッシュカードを保管にしています」とあった。 「リャリャ?」 私はなくしたことにも気づかなかった。残高がないので使う必要がなく、カードがなくなっていることがわからなかったわけだ。 でもないと困…

バンクーバーオリンピック雑記

■フィギュアスケート・ペア ロシア代表の川口悠子さんの無念を想像する 優勝の可能性が大きいと言われていた川口組が四位で終わった。川口さんは四回転をせず、しかも三回転で手をついてしまった。ほかにもミスがあったようだが、点数が低かったのは多分、こ…

小谷実可子さんの意識

わざわざ書いておくほどのことではないのだけど、一昨日の「ジャーナる!」での、国母選手の服装に関して見えた小谷さんの”オリピック意識”が今もひっかかっている。彼女は、国母選手に対して、”オリンピックなのに、あんな服装にして・・・”と、最高の権威…

かじゅこさんと電話で話す

夫が他界したことをまだあまり人に告げていない。 こんなことを言うと、そう言って下さった方の深い思い遣りを拒絶するようだが、決してそういうつもりではなく、でも本当のことを言わなくては耐えられない自分の気持ちが、この言葉を押し出してしまうという…

スノボーの国母選手の服装のこと

今、フジテレビの「ジャーナルる!」をつけたら、例の国母選手の服装のことを論じていた。海外の三人ほどの記者の意見を聞いていたが、彼らは、「だらしない」という意味のことを言った。だが処罰云々の意見に対しては、「誰かが注意すればいいことじゃない…

オリンピック開催など

■開催式 華やかさのなかに重厚さも感じた開催式。 最初は一緒に観るはずだった夫のことや、夫の足元でのうのうとぬくぬくと眠っていたミルのことなど思い出して感傷的になっていたが、次第にほかの何も考えずに見入った。 でもやはりスポーツの祭典は競技が…

昨日の国会

ジャンプ競技の放送が終わって外のポストから新聞をもってきて読んでいると、昨日の国会で、鳩山首相が自民党のヨサノ氏から質問を受けておられた様子を思い出した。 私が見ていた限り、質問は例のお金のことに終始していた。野次もお金にまつわるものがひっ…

オリンピック競技はじまる

夜の九時ごろになると強い睡魔に襲われる。そうなると無理をしないで就床するのだが、すぐに目が覚める。もう一度眠りなおせばいいのに結局、そのまま起きているので、睡眠時間が三時間もない状態で日を送ることになる。そのおかげで、はじまったオリンピッ…

コメントくださったジュワ子さんへ

ジュワ子さん、はじめまして。コメントをくださりありがとうございます。 私、あなたに大変失礼な失敗をしてしまい、ここにお詫びと返信を書いております。 実は、ジュワ子さんのコメントが二通入っておりました。内容は同じものでしたので、表示が遅く、二…

介護老人施設「たまゆら」火災、「経営者逮捕」に思う

これまでの報道と今朝の新聞記事から考えると、亡くなった十人の方は、外から施錠されていて逃げ道をふさがれたことで焼死されたのは間違いないようだ。 火災がおきた当時の報道では、施錠されたドア近くで折り重なって亡くなっており、その殆どの方が家族も…

猫のミルをみおくる

ミルが昨日の夕方5時半に息をひきとりました。一ヶ月前、夫の死と同じ時期に、食欲をなくし呼吸がおかしいのに気づいて以後病院にかかり薬ものませていましたが、ついに力尽きたのです。「らくになって、自由になって、自分がいちばん幸せだったところに戻っ…

香典

夫の死から今日で一ヶ月です。私たちの地域では、誰かが亡くなると、一世帯1000円の香典を各班長が集めます。これは香典返しをしない取り決めとなっています。 私は夫が他界した後、班長さんに、「葬儀は地域でせず、古河駅近くの葬儀場で家族だけで行います…